ライブスコープ導入への道 ~ (3) リチウムバッテリーの選定

今回、リチウム電池についてのリサーチを始める前までは、安全第一で、そのために必要な出費は受け入れる、という方針でした。ボートに搭載するバッテリーについて調べを進めていくうちに、色々と知らなかったことを学びました。

まず、電池のサイズの規格があり、自分のボートについているのは ディープサイクルがGroup 27で二つと、スターティングがGroup 24で一つである、ということでした。

基本的に、このGroupの数字が大きくなればなるほど、バッテリーのサイズが大きくなっていきます。

ライブスコープ導入前のバッテリー

これら3つのバッテリーが、ボートの中に所狭しと並んでいるため、リチウムバッテリーに置き換えるとしても、同じサイズもしくは小さいサイズのものにしか置き換えられない、ということになります。

まず、12VでGroup 27のリチウム電池ですが、12Vは一番ポピュラーな電圧ですので、各社が色々なサイズや容量のバッテリーを用意しており、選定のボトルネックにはならないので、それ以外の要因を優先させて後で選べばよいと思いました。

次に、24Vの方ですが、こちらは厄介でした。探した限り、24VでGroup 27のバッテリーが、市場にはあまりありません。(ノーブランドの中華バッテリーまで範囲を広げればあるかもしれませんが) そもそも、24Vのバッテリーはまだ選択肢が少なく、あるもので選ばざるを得ません。調べた結果、以下の4つくらいしか、発見できませんでした。

  1. Norsk Lithium 24V 60AH LiFePO4 Lithium Trolling Motor Battery (Group 27) – $999.99
  2. Amped Outdoors 24V 50Ah Trolling Motor Lithium Battery (Group 24) – $749.99
  3. Dakota Lithium 24v 60Ah Deep Cycle LiFePO4 Battery (Group 24)– $1125.00
  4. LiTime 24V 50Ah LiFePO4 Trolling Motor Battery (Group 24) – $319.99

Group 27はNorskのもののみで、それ以外は一回り小さいGroup 24となります。これが、ワンサイズ大きいGroup 31のサイズとなると、格段に選択肢が増えますが、無いスペースをひねり出すことは物理的にできないので、この4つの中から選ぶしかありません。

また、電池と並行して探していたのが充電器です。24V一つと12V二つを同時に充電できるようなオンボード充電器はほぼ一択でした。複数メーカーから出ているのですが、おそらくOEMで元は同じと思われます。その一例がこちら。

オンボード充電器は、今ついている12V x 3のものと取り換える必要があり、上記の24Vに対応した3バンクのものだとサイズが大きすぎて、今ついているものと入れ替えようと思っても、大きさ的に収容できない、という問題が発生しました。この時点で、オンボード充電器の置き換えは諦めました。

当初は、安全第一を考えて、保証も長く、信頼性の高そうなブランドのバッテリーにしようと思っていたのですが、バッテリー二つと充電器を揃えようとすると、総額が$2,000弱くらいまでに達してしまい、電池だけにこの値段を投資するのに躊躇してしまいました。

そこで、さらに色々とネット上で調べていくうちに、新興勢力であるLiTimeのものでも、信頼性は他社とそれほど違いは無いのではないだろうか、と思い始めました。どの会社の製品も所詮は中国で生産されたものを販売しているため、中国の直販ブランドであるLiTimeでも、製品の品質管理がきちんとなされていれば、問題ないように思えてきました。色々なネットの口コミでも、品質に問題というようなものは発見できませんでした。

LiTimeのものは他社に比べて、元の値段設定が段違いに低価格です。Black Fridayのセールもあり、LiTimeの製品で必要なものを揃えると...

LiTime 24V 50Ah Lithium Trolling Motor Battery × 1$255.99
LiTime 12V 100Ah Group 27 Lithium Battery × 1$229.89
LiTime 10A 2 Bank 12V + 24V Battery Charger × 1 $152.99
Subtotal $638.87
Promotion discount (10%) -$63.88
Taxes $40.24
Total$615.23

支払い総額は、$600そこそこで、他社のバッテリー一個分よりも安くなりました。この安さは非常に魅力的で、何倍もの値段を他社に払うことを正当化できることもなく、結局LiTimeのリチウム電池でいくことに決定しました。

充電器は 24Vと12Vの2バンクで、オンボードではありませんが、鉛蓄電池を既存のオンボード充電器で充電し、新規のリチウム電池をLiTimeの充電器で充電すればよいというように、多少手間でも分けて充電するようにすればよいと割り切りました。

最終配線終了後のバッテリー

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