フロリダの釣りを賑わす脇役たち 1

Bass Fishing

以前のMaxScentの記事は、ルアーを食いちぎっていった犯人は誰なのか、という疑問を投げかけて終わっていたのですが、実は、犯人の目星はついています。

まず、ルアーを食いちぎることができる事、これは大きな手掛かりになります。例えばバスだとしたら、ルアーをあのように食いちぎることは、鋭い歯が無い口の構造や、餌を吸い込むという捕食方法を考えても、ほとんどあり得ないでしょう。ブルーギルやクラッピーなどのサンフィッシュも同様の理由で無さそうです。

ガーのような魚も考えられますが、底の餌を捕食することは稀であること、また、あの細長い口で強力に咬み疲れたら、丸く食いちぎるような跡ではなく、真っ二つに切るような直線的な跡になるであろうこと、から除外されます。

そもそもフィッシュイーターの魚類であれば、餌の頭から襲い掛かると思うのですが、食いちぎられかたを見ると、頭部を襲っていません。

また、バイトの衝撃が結構大きいことから、それなりの重さを持っている生き物であるということです。そして、これらを総合して、釣り場にいる生き物を見渡してみると答えは出ます。はい、犯人は前回の記事で紹介したカメです。

実際、フロリダでバス釣りをしていると、カメバイトに頻繁に悩まされます。特に、中層や底層でのスローな釣りをしていると、よくカメが食います。小さいルアーでのミドストや、シャッドでポーズを入れる釣り、などをしていると、『30分間に5バイトあったけど全部カメ』ということも普通にあります。

逆に言うと、ミドストはカメを狙って釣るには非常に良い方法です(!?) KenDさんが釣られたのも納得です。

またこちらの記事で紹介したUV Speed Wormも、テキサスでボトムを引いていたりすると、テールのみカメに食いちぎられる、ということが良くあります。

実際に、カメを掛けてしまうことはあまりないのですが、掛けてしまうとその後の対応が厄介です。まず、水中では泳いで逃げ回るので、落ち着くまでに時間がかかること。そしておちついて寄せようとしても、サイズのわりに体が詰まっていて重量があるので、水から上げるのが困難なこと。ハードルアーだとロストしたくないので、回収しようとしますが、諦めてラインを切らざらるを得ないこともしばしばです。

ということで、フロリダ釣行の際はカメには十分ご注意ください。

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